100記事達成!!!
とうとう今回で100記事目の投稿となりました!!100日間毎日休まず続けることができたのは間違いなく読者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。これまで作ってきたスライドは計130枚以上になってました。このブログは僕にとって立派な財産です。
僕の中で「100記事書くまで毎日更新」と決めていたので、これからは「できるだけ毎日更新」へなるかもしれませんがお許しください笑。これからもわかりやすい図解していきますので、応援・コメント・ツイッターお願いします♪図解リクエストも募集中です!!
プチ解説
今回のトレンド図解はいまさらかよっ!感がすごいですが、ロジカルシンキングの基本中の基本である『MECE』を図解しました。ちなみに読み方は「ミッシー」とか「ミーシー」とか人によって若干異なりますのでお好きなように読んでいただいていいかと思います。
ロジカルシンキングの基本
ロジカルシンキングの基本である「MECE」と「ロジカルツリー」ですが、今回はMECEの方を取り上げます。論理的に物事を考えるために、まずは事象を整理することから始めます。その時に役立つ思考法がMECEです。
ちなみにMECEとロジカルツリーについては過去記事ビジネス書『ロジカルシンキング』に記載されていますので、ご参照ください♪
層で分解する
MECEとは物事を「モレなく」「ダブリなく」切り分ける思考法です。これにより戦略立案に重大なモレを塞いだり、重複(ダブり)による余計な投資を防ぐことができます。
層で分解するというのはある属性に従ってMECEすることです。例えばある商品Xの売上を年代別にMECEするとしましょう。さて、下の2つはMECEでしょうか?考えてみましょう。
① 10代、20代、30代、40代で分ける
② 0~10代、10代~20代、20代~30代、30代~で分ける
正解はどちらもMECEではありません!①は0~10歳と50歳以上の人がモレていますよね。②はパッと見よさそうですが、15歳の人は0~10代と10代~20代にダブっていますね。ですので、年齢別に分けるのであれば以下が正しいMECEと言えます。
☆ 0~10代、20代、30代、40代~
また職業別でMECEするときも注意が必要です。例えば学生と社会人で分けたとすると、専業主婦の方やニート、無職の高齢者の存在がモレています。さらに社会人をしながら学生をしている人もいます(僕みたいな)。そういう人はダブってしまいます。
変数で分解する
ある要素を構成する変数でMECEすることを指します。例えば、商品Xの売上は下記に分けることができます。
① 客単価 × 客数
② 商品単価 × 販売数
これはどちらもしっかりMECEされています。要素を構成する式を複数見つけるという方法は『フェルミ推定』のクロスチェックと全く同じですね。
過去記事ビジネス書『フェルミ推定』に記載されていますので、ご参照ください♪
MECEのポイント
ポイントは以下の2つです。
① その他に注意
② 切り分ける目的を設定する
①について、層で分解する際に使いがちなのが「その他」です。しかしその他の多用はMECEする意味がなくなってしまうので注意です。例えばミスタードーナツの売上を下記のようにMECEしたとします。
☆ドーナツの売上:オールドファッション、ポンデリング、その他
これだとその他が5割近くになってしまうのではないでしょうか。すると、どのドーナツが人気なのかわかりませんよね。その他の割合が3割以上の時は使わない方がいいでしょう。
②について、むやみやたらにMECEしても意味がありません。例えば小学生向けの漫画雑誌を地域別の層別分解してもおもしろい結果は得られないでしょう。それよりも学年別などで層別分解したほうがマーケティング戦略としては正しそうです。
今回は『MECE』について今更感ありますが、図解しました。というのもMECEはあらゆるロジカルシンキングの基本となる思考法です。ビジネスマン、もとい社会人ならば必ず身に着けておきたいスキルの一つです。この図解をヒントに明日からMECEを始めてみましょう!!
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