プチ解説
今回は就職活動での面接の課題としても使われることが多くなってきている『フェルミ推定』を図解しました。
面接でフェルミ推定はなぜ?
フェルミ推定とは、正確な数値がすぐにわからないときに比較的「入手しやすい情報等をもとに概算値を推計」する思考法のことです。例題として「日本の電柱の数はいくつか」や「全国のコンビニ店舗数はいくつか」などが有名どころですね。主に面接では
・論理的思考力
・仮説思考力
・当該分野の知識
上記を測るためにフェルミ推定の問題が出題されるようです。
釣り具の市場規模を推定
実際に例題で考えてみましょう。「釣り具業界の市場規模」をフェルミ推定を使って求めてみましょう。まず最初に簡単な計算式をつくります。図解では”釣り人口×顧客単価×購入頻度”という式を使いました。
推定の精度を高めるクロスチェック
図解では省略しましたが、計算式を複数用意し、それぞれの結果が近しいかどうかを確認することで、より精度の高い推定が可能になります。釣り具市場規模の例でいえば”釣り具屋の店舗数×店舗の売上高”でも計算できそうですね。
恐れずに仮定してみる
確定情報だけを集めることができたら苦労はしません。時にはデータがない情報を計算する必要があります。釣り具市場規模の例でいえば、釣り人口は手元にないデータだったとします。僕は自分の職場で釣りが趣味の人を思い出して、釣り人口の仮説を立てました。このようにいかに自分が知っている情報を駆使して仮説を立てるかが非常に重要です。
実際に釣り具業界の市場規模を調べてみたら誤差10%以内だったのでまあまあ良い結果と言えそうです。普段からフェルミ推定を使っていると上記の3つの力を養う訓練にもなります。車の渋滞で暇なときは家族や友人と適当にテーマを設定してフェルミ推定してみるのも面白いですよ笑。
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— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
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