プチ解説
突然ですが皆さんはこんな経験がありませんか?「ポイントカード作ったけど今月中にあと1,000円分買わないとランクが下がっちゃう!1,000円分買うか買わないか・・・」「前売りチケット買ったのに忘れてきちゃった!当日券を買うか買わないか・・・」この2例はすでに『サンクコスト』に縛られてしまっています。経済学的には前者は1,000円分使わないほうがいいし、後者は当日券を買ったほうがいいです。
”もったいないお化け”に打ち勝て
ついついつい切れていない製品やサービスにお金をかけてしまうと、次のサービスを使う前に使い切りたいと考えてしまいますよね。しかし、経済学的には過去に発生して回収できないコスト(サンクコスト)は、意思決定の際には考慮しません!新事業を始める際に、サンクコストと新事業の投資コストを合わせて考えるのではく、新事業の投資コストだけを秤にかけて意思決定することが大切です。
髙野's OPINION
サンクコストは現時点での出費を考えることが大切です。僕もそうですが、つい「もったいないお化け」に負けてしまうのですが、投資に対するペイという単純なモデルのみを考えると意思決定に反映させないことは当たり前ですね。もったいないお化けの正体はバイアスです。バイアスは意識することで緩衝することができますので、是非「サンクコスト」を覚えておいてくださいね♪
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