プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です!最近デジタルの話題を取り上げているので、今回もデジタル関連の記事を投稿します。いわゆるITシステム(ソフトウェア)は「従来のシステム」と「革新のためのシステム」に分類することができます。言葉だけだとよくわからないので早速『SoRとSoE』を図解していきます!!
SoR(System of Record)
従来のシステムを表す言葉です。具体的には基幹システム(ERPや会計・販売など)などを指します。SoRは業務効率化やコスト削減のために導入されます。これまで、IT業界の扱うシステムはSoRが主流であり、ビジネス市場も飽和状態にあります。
SoE(System of Engagement)
革新のためのシステムを表す言葉です。具体的にこんなシステムです!とは言いにくいのですが、新サービスの創造やプロセス改革などを実現するための「攻めのIT」です。SoEには拡張性や新規性などの要素が求められます。
SoRとSoEの両輪でビジネスを加速させる
DX(Digital Transformation)を推進させるためにはSoRとSoEの両輪の活動が欠かせません。SoRだけでは新規性が生まれませんし、SoEだけではビジネス基盤の確立ができません。2つのシステムをバランスよく稼働させることでDXに向けたビジネスを加速させることができます。
※『DX(Digital Transformation)』についての過去記事はコチラ♪
髙野's OPINION
近年重要視されているSoEですが、具体的なシステムの概要が定義されていないため、DXと同じく、導入・推進に苦労する企業が後を絶たないようです。SoEの導入に失敗はつきものです。そのため、PoC(実証実験)やクラウドの利用が盛んになっています。デジタルの活用は難しいですが、ビジネス革新のためには大変優秀なツールです。デジタルを使いこなして仕事をアップデートさせてみてはいかがでしょうか。
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