プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です。最近まったくビジネス書図解やっていませんでしたね笑。本はたくさん読んでいるのですが、ブログに書き起こす時間とパワーがなく、、、言い訳はこの辺にしておきましょう笑。今回は落合陽一氏の最新出版となります『2030年の世界地図帳』を図解します。
インパクト
待望の落合陽一氏の新作ということで発売日と同時に購入して読んでみました!(ミーハーなんです、ごめんなさい)本書のテーマは「2030年の世界を予測する」ということなのですが、その名の通り、世界地図でわかりやすくデータが見える化されています。やはり事実を文字で伝えるよりも図解が与えるインパクトのほうが大きくなるので、難しい話でも理解しやすい構成になっています。
読みやすさ
各章ごとにポイントとなるメッセージとキーワードが目立つように配置されているので、読み終わったあとの記憶の再現性(どれくらい覚えているか)が高いです。
ここで図解のキーワードだけ解説しておきます。
・GDPR・・・「EU一般データ保護規則」各国の法制度よりも優先される、EU加盟国に向けた個人データの法的保護のガイドライン
・SDGs・・・国連が定めた「持続可能な開発目標」2030年までに達成することを目標年とし、17のゴールと169のターゲットからなる
・GAFAM・・・アメリカの巨大IT企業の頭文字で「グーグル」「アマゾン」「フェイスブック」「アップル」「マイクロソフト」
・BATH・・・中国の巨大IT企業の頭文字で「バイドゥ」「アリババ」「テンセント」「ファーウェイ」
※「SDGs」についてはコチラの過去記事からどうぞ♪
メッセージ
本書では日本が取るべきポジショニングの方法として「デジタル発酵」というキーワードが登場します。この言葉は様々なテクノロジーと日本特有の文化や風土とサービスやモノが結びついて初めて新しい価値や魅力が生まれることを指します。
ヨーロッパはGDPRのような法規制により世界をコントロールしようとする。アメリカ・中国は巨大なプラットフォーマーが情報を統一していく。アフリカなどの新興国は豊富な資源とITを活用し、リープフロッグしようとしている。では日本は?
その答えが「デジタル発酵」なのです。
影響力
「日本ではイノベーションが生まれない」と言われるようになってから何年経ったでしょうか。僕が落合氏を好きな理由は決して日本の未来を悲観しないところです。しかし、決してポジティブで楽観的であるという意味ではなく、ネガティブに考え抜くことで、日本のあるべき姿を現していくような思考が魅力です。
本書では池上彰氏との対談も掲載されており、グローバルな問題にずぶの素人の僕でも今、世界で起こっている問題を自分ごと(日本ごと)に置き換えることができました。世界で起こっている危機感をニュースの中だけと考えているような方、危機感を肌感覚で掴みたい方は本書を一読することをおススメします!
パワポの資料作成に苦手意識がある方へ!!
「誰もとめないダサい資料」を「誰もが注目するカッコいい資料」へするための1時間でマスターできる専任コーチ始めました🤩
♪♪♪詳細はTwitterからどうぞ♪♪♪
コチラから読者登録お願いします!