プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪今回も【哲学図解】シリーズで簡単に賢くなっちゃいましょう!!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなのリベラルにしちゃいましょう!というシリーズです。
さて今回からアリストテレス編のスタートです『形相(エイドス)』を図解します。
本質はイデアではない!
プラトンは物や生き物の本質は、現実に存在する模造品ではなく、目に見えないイデアにあると考えました。
※「イデア」についての過去記事はコチラからどうぞ♪
しかし、アリストテレスはプラトンのイデアの考え方に疑問を持ちました。現実に存在するりんごや馬や犬が模造品だとは思えなかったのです。そこでアリストテレスは物や生き物の本質はそれぞれの個物の中にあると考えました。
本質は形だ!
例えば歯ブラシには「歯を磨くための形」があります。椅子には「座るための形」あります。時計には「時間を確認できるための形」があります。このように物や生き物の本質はその物が何であるかを表す形であると考え、これを形相(エイドス)と呼びました。
髙野's OPINION
プラトン編が終わり、アリストテレス編が始まりました!!そして早速プラトンの考えに対する反論が始まりましたね。このように哲学の歴史は否定の連続で成長していきます。
形が本質と考えるのが形相(エイドス)ですが、今の世の中のように、アプリやソフトウェアといった形のないサービスや物はどうなるんでしょうね?笑
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