プチ解説
今回はデザイン思考関連のビジネストレンドを図解します。観察フェーズで行われるユーザーインタビューですが、「誰に聞いたらいいのかわからない」という方もいると思います。そんな時は『エクストリームユーザー』に話を聞きに行けばいいのです。
エクストリームユーザーとは
一般的なユーザーと比較したときに"極端"な行動や嗜好がある人のことを指します。これらの人は平均的なユーザーをいくら調べても気づかないような課題や問題意識を持っているとされています。
なぜエクストリームユーザーに聞くのか?
平均的な使用頻度のユーザーにインタビューしても恐らく平均的な課題意識や問題しか出てこないでしょう。しかし極端に振り切っているエクストリームユーザーからは想像できないような観点から話を聞けるでしょう。なので、革新的なイノベーションを起こすための種として最適なインタビューと言えます。
最近、企業のマーケティング活動が「マス」から「個人」への調査を始めた背景も同様です。まさに新時代のマーケティングトレンドとなるので是非覚えておきましょう。
勘違いに注意
エクストリームユーザーと図が似ているので間違われてしまうことがあるのですが、「イノベーター理論」とは別物なので注意しましょう。
イノベーター理論とはエベレット・M・ロジャース教授が1962年に発表したイノベーションの普及に関する理論です。その中で商品購入に対する態度を5段回でタイプ分けしたのが上図になります。「イノベーター」や「アーリーアダプター」極端な行動を起こすユーザーではなく、新しい商品・技術に対して、購買意欲が高く、早い段階で購入する人たちです。混同しないようにご注意ください。
デザイン思考だけでなく、マーケティングの場面でも用いられている今回のトレンド。皆さんの身近なところにも「エクストリームユーザー」がいるかもしれませんね。観察してみるとおもしろい発見やアイデアがあるかもしれません。(あるいはあなた自身が・・・)
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— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
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