プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪今回も【哲学図解】シリーズで簡単に賢くなっちゃいましょう!!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなの知識にしちゃいましょう!というシリーズです。
経験を超えた問題(世界は有限か無限か?とか、神は存在するか存在しないか?とか)ってどっちが正しいのでしょうかね。『理性の二律背反』を図解します。
理性のアンチノミー
この二律背反ですが、アンチノミーとも呼ばれます。(かっこよすぎィィ!!)カントは経験を超えた問題は是と非どちらの主張も証明できると言いました。理性的に考えたにも関わらず、どちらの主張も正しいと、理性が混乱してしまいます。
こうした理性の混乱を導くカントの議論を「理性の二律背反」といいます。
経験を超えた問題の証明
カントは以下のような理性の二律背反を示しました。
・この世は有限/無限である
・世界は単純な要素に分けられる/分けられない
・神は存在する/存在しない
・自由は存在する/存在しない
このような経験を超えた問題のどちら側の主張も同時に証明されてしまったので、このような問題は理性では決着できないことになりました。
髙野's OPINION
改めてカントって天才ですね笑。結局「理性の二律背反」では何が言いたかったのかというと、世界の始まりや神の存在は認識できないことを明らかにしたのです。これらの主張が伝統的な形而上学の批判につながっているのです。
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