プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪今回も【哲学図解】シリーズで簡単に賢くなっちゃいましょう!!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなのリベラルにしちゃいましょう!というシリーズです。
今回はなんかものすごくカッコいいタイトルになってしまったんですが笑、『神の存在証明』を図解します。
アリストテレスカムバック!!
中世に入ってからすっかりアリストテレスの哲学はヨーロッパから忘れられてしまい、キリスト教が広がっていました。しかし、中世中期になると十字軍によってイスラム世界でアリストテレスの哲学が再発見され、ヨーロッパに逆輸入されることとなりました。
アリストテレスの哲学は理性と信仰の矛盾を突き付ける哲学だったため、トマス・アクィナスはあわてました。そこで逆にアリストテレスの哲学を用いて理性と信仰の両立をしようとしました。
スコラ哲学
こうしてできた神学を成り立たせる哲学をスコラ哲学といいます。神の存在証明はスコラ哲学の1つです。
アリストテレスは物事は原因と結果で成り立っていると言いました。ならば世界の最初の原因がなければ結果は生まれなかったはずです。では最初の原因は誰が作ったのか?それは神にしかできない!!!
ということで神の存在を証明したわけです。
髙野's OPINION
ピンチはチャンスと言いますか、アリストテレスの哲学によるキリスト教のピンチをアリストテレスの哲学を使って脱出する技は見事としか言えません!!
後にトマス・アクィナスは神学と哲学の関係を説き、明確な上下関係を作りました。中世スコラ哲学では「哲学は神学のはしため」と表現するそうです。
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