プチ解説
皆さんは「〇〇の経済性」という言葉をご存知ですか。経済性とは”儲けにつながるコスト低減の仕組み”のことです。今回は『規模の経済性』を図解します。
規模が大きくなると固定費が減る?
例えば本を1冊だけ印刷するとしましょう。本を印刷するには印刷機は必要です。この印刷機が100万円だったとしましょう。すると、この印刷機の代金を回収するためには本1冊を100万円で売らなくてはなりません。無理です笑。ではこの本を10万部印刷するとしましょう(ベストセラ~)。すると、印刷機の代金は1冊あたり10円だけ乗せれば回収できますね!
このように同じ事業の規模を大きくすることで規模の経済性が実現できます。
規模が大きくなると変動費が減る?
変動費についても固定費と同様に規模の経済性を実現することができます。変動費の代表例として製品(材料)の仕入価格があります。100個発注したA社と1,000個発注したB社とでは単価が異なります。いわゆるボリュームディスカウントです。これは仕入業者側にも規模の経済性が適用されるためです。
規模の経済性は全社的、事業全体の固定費が対象であれば効果は大きくなります。逆に狭い範囲の固定費ではあまり効果はありません。しっかりと対象を見極め、スケールメリットを利かせることが重要です。
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— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
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