プチ解説
○○の経済性シリーズ第二弾となります!おさらいですが、経済性とは”儲けにつながるコスト低減の仕組み”のことです。前回は事業規模が大きくなるとコストが削減できる「規模の経済性」を図解しましたが、今回は事業範囲が大きくなるとコスト削減できる『範囲の経済性』を図解します。
様々な”シナジー”
範囲の経済性は、既にある資源を別事業で活用することでそれぞれの事業単独よりもコストが削減できることです。別名「〇〇シナジー」とも呼ばれます(こっちのほうが聞いたことあるかも)。例えば長年ハサミを作っていたメーカーがカッター事業を始めるのは”技術”という資源を活用した「投資シナジー」になります。独自の流通経路を確保してる宅配業者が引越事業を始めるのは”流通・販売”という資源を活用した「流通・販売シナジー」となります。
事業の多角化はお得?
資源を転用する事業数が多ければ多いほどコストは削減できます。しかし、当たり前ですが、むやみやたらに事業を多角化すればいいというわけではありません。多角化しすぎると事業を取り持つコストが増大し、「範囲の不経済性」に陥ることもあります。
また、競争優位性が担保されるかどうかも確認のポイントとなります。
企業だけでなく、個人にも「範囲の経済性」は活用できるかもしれないと考えている今日この頃。人間は1万時間(大体3年)同じことをしているとその道のプロと呼ばれることができるそうです。つまり、3年間以上同じ会社に勤めている方はその道に関してはプロなのです。このスキルを会社だけでなく他の分野で使うことができたらおもしろそうじゃないですか?
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— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
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