プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪今回も【哲学図解】シリーズで簡単に賢くなっちゃいましょう!!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなのリベラルにしちゃいましょう!というシリーズです。
さて、前回図解した「普遍論争」ではこんなやり取りもされていました、、、『オッカムの剃刀』を図解します。
「人間」という普遍は存在しない
中世後期の哲学者にオッカムさんという人がいました。彼は普遍論争でいうところの「唯名論者」でした。
※『普遍論争』についての過去記事はコチラからどうぞ♪
なのでオッカムさんは「人間」という普遍の存在を認めませんませんでした。であれば、「認識できない『人間一般』などという普遍は存在しない、よって、これについて哲学をする必要もない」と考えました。
不要なことは剃り落とす
オッカムさんは「人間」という普遍は存在しないとした一方で、一つ一つの個物に対しての探求は大切だと考えていました。
本当に考えるべきことに集中して無駄な言葉をそぎ落とすような考え方をオッカムさんは多用していたので、「オッカムの剃刀」と呼ばれるようになりました。
髙野's OPINION
さて、中世編はここで一回終了です。オッカムの剃刀は物事を合理的に考えるという意味で、中世以降の近代哲学者にとって、考える主体が自分になるキッカケとなっていきます。
僕もそうですが、自分の”剃刀”なる切れ味鋭い切り口を持っている武器があるといいですね♪
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