プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪今回も【哲学図解】シリーズで簡単に賢くなっちゃいましょう!!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなのリベラルにしちゃいましょう!というシリーズです。
さて、中世編はキリスト教ばっかりであまりネタがないのですが、、、笑『普遍論争』を図解します。
普遍は存在するのか、しないのか
「動物」という言葉は最初から存在しそうだな・・・。でも「家畜」という言葉は人間が作ってそうだな・・・。では「哺乳類」は?・・・というように「普遍は存在するのか、しないのか」といった論争は中世の長きにわたって繰り広げられました。
そして普遍は存在すると考える「普遍実在論」と普遍は存在しないと考える「唯名論」とに分かれることになりました。
キリスト教的解釈
キリスト教では「人間」であるアダム(最初の人間とされている)は「原罪」を背負っています。なので同じ「人間」である私たちもアダムと同じ原罪を背負って生まれてくるのです。しかしこの「人間」という普遍が存在しない場合はどうでしょうか?すると「人間」は普遍ではなくなるので私たちは罪を背負う必要もありません。だから教会も必要ありません。
これはキリスト教にとっては重要な問題ですよね。
髙野's OPINION
普遍の存在はキリスト教にとって死活問題だったため、普遍存在論者であるアンセルムスは頑張りました。しかし唯名論者であるロスケリヌスも負けていません。
という感じで中世はキリスト教に関する哲学(神学)が約1,400年も続く歴史なんですね。あまりネタもないので次にもう一回くらい中世の哲学を図解したら近世に移りますね笑。
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