プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です。さて、今回は【ブラック・ジャック図解】シリーズをお届けします。このシリーズでは手塚治虫先生の名作『ブラック・ジャック』から、現代に生きる私たちも学ぶべきことがあるのでは?!というシリーズです。さて、あなたはこれからの長い人生のために1年間好きなことを我慢できますか?今回のお話のタイトルは『悲鳴』です・・・!
あらすじ
朝戸レイは学校で有名な美声の持ち主だった。彼女の夢は声優になることで、放送委員である彼女の放送を聞くために学校に来ているようなファンがいるほどだった。しかし、突然彼女の声が出なくなってしまった!ブラックジャックの元を訪れて治療を依頼する。
手術は成功し、2~3週間ほど声を出さなければ無事に回復するとのことだった。しかし、術後1週間に彼女の友人たちがお見舞いに来たタイミングでつい、声を出して笑ってしまった。すると彼女の声はガマの声のように変わり果ててしまった・・・。
ブラックジャックは彼女の声が回復するためにはもう一度だけチャンスがあるが条件があるという。ただし、その条件とは「1年間全く声を出してはいけない」という過酷な条件であった。なによりも声を届けることを生きがいにしてきた彼女にとってなによりも辛い条件であった。そして次々に起こるどうしても声を出さなければならない状況に遭遇する彼女はこの条件を達成できるのか?
ブラック・ジャックに学ぶ
これからの先の好きなことのために今、好きなことを我慢するという矛盾。勉強や練習といった「努力」にも当てはまるかもしれません。将来、好きな職業に就くために遊ぶことを我慢して勉強するなどですね。散々努力した先にに何を望むのか、それはそこまで努力しなけば届かないものなのか、努力する価値のあるものなのかを、努力している途中でも息継ぎをするように考えなければばりません。でなければ努力を継続することも努力を正しい方向に導くこともできなくなってしまうからです。
楽観的な性格と悲観的な性格ではもちろん前者のほうが生きやすいでしょう。ただし、楽観的という性格にも「なんとなくやってればうまく」と「今がダメでも次はうまくいく」というタイプがあります。これは後者でなければなりません。
夢に向かって努力することは素晴らしいことだし、大いにやるべきだと思いますが、そのせいであまりにも辛い、悲しい生活になってしまうのであれば、努力しない勇気も必要ではないでしょうか・・・と自分自身にも言ってみる。
『虚像』収録誌
秋田書店 文庫本ブラック・ジャック 第4巻
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