プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です。さて、今回は【ブラック・ジャック図解】シリーズをお届けします。このシリーズでは手塚治虫先生の名作『ブラック・ジャック』から、現代に生きる私たちも学ぶべきことがあるのでは?!というシリーズです。人間には二面性がある・・・。それは実像と虚像どちらの顔なのか?今回のお話のタイトルは『虚像』です・・・!
あらすじ
ブラック・ジャックが小学校の同窓会に出席した。しかしそこには恩師である志摩先生の姿はなかった。志摩先生は当時の児童たちから抜群の信頼を得ていた。さらには校長の不正入学金問題にも紛糾する正義漢であった。しかし、卒業式直前に不正を暴こうとして校長の金庫を開けたところが見つかり、退職してしまっていた。大人になった児童たちは「もう一度志摩先生と卒業式をやろう!」ということになり、ブラックジャックが先生を探し始めた。
が、しかし、ブラックジャックが見つけた志摩先生の姿は変わり果てていた。薬物中毒になってしまった先生だが、ブラックジャックは無償での治療に専念する。その過程で徐々に真実を打ち明け始める志摩先生。
なんと志摩先生は正規の教員免許を持っていないモグリの教員だったのだ!校長の金庫を漁っていたのも不正を正すためではなく、単純に盗みを働いていたからだという。果たして薬物中毒は治るのか?!そしてかつての教え子たちの前に姿を現すのか?!
ブラック・ジャックに学ぶ
両極端な一面があった志摩先生ですが、ここまでわかりやすくなくとも、人間はある程度の二面性を持っているものです。普段明るくふるまっている人は、実は心に闇を抱えていたり、普段きっちりかっきりやっている人は、意外なところで抜けていたり・・・と。二面性があるのは心のバランスを保つためにはやむを得ない仕組みです。しかしそこで需要となるのは、「自分の重心がどちらなのかを知っておくこと」です。自分を構成している要素はなんなのか、自分は何を目的に行動するべきなのかは重心の傾く向きや角度で大きく左右されます。自らの重心を把握したうえで、二面性をコントロールできるような生き方をブラック・ジャック先生と手塚先生は教えてくれました。
『虚像』収録誌
秋田書店 文庫本ブラック・ジャック 第4巻
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