プチ解説
皆さんどこかで見たこと・聞いたことがあるかもしれません『マズローの欲求5段階説』を図解します。「人間は自己実現に向かって絶えず成長している」というマズローさんの仮説です。現在では経営学だけでなく、自己分析のツールとしても応用されています。プチ解説では主にそれぞれの欲求段階の実例を紹介していきます。
生理的欲求
「生命を維持するための根源的な欲求」とされています。基本的には下の欲求が満たされると次にその上の欲求を移っていくとされていますが、低次欲求を満たさなくても高次欲求へ推移することは可能なようです。生理的欲求の例としてはジャングルで遭難した人たちが当てはまります。今日、明日を生き抜くための食料調達などをしなくてはなりませんよね。
安全の欲求
「安全・安心な生活を求める欲求」とされています。例としては貧しい国々の人たちが近しいではないでしょうか。住む場所・家や治安など安心して暮らせるための最低限の環境を人間は欲します。
所属と愛の欲求
安全が満たされると「良い組織に属して周囲の人々に求められたい欲求」が生まれます。仲間を求めたり、自分の居場所を求めたりします。日本に生まれても学校や会社で自分の居場所やポジションをつくろうとします。所属と愛の欲求は「社会的欲求(帰属欲求)」と呼ばれることもあります。
ここまでの欲求を「欠乏欲求」と呼び、欠乏欲求を満たして達成感などはなく、高次の欲求と満たそうと向かいます。
承認欲求
承認欲求は高次と低次に分けることができ、それぞれ「自己肯定、自分自身の評価」「名声を得たい、注目されたい(表面的)」とされています。YouTuberやTikTokでの動画投稿者などには多いのではないでしょうか。SNSというツールで簡単に承認欲求を満たすことができる世界になっています。しかし、更に高次の「自己実現欲求」までたどり着いている人はあまりに少なく感じます。
自己実現欲求
「自分の能力を最大限発揮し、なすべきことを成し遂げたい」というマズローの欲求5段階説の最上位の欲求です。ZOZOの前澤社長は「自分が稼いだお金を使って世界を平和にしたい」と語っていました。まさに自己実現欲求の表れだと思います。高次の欲求はある程度満たしても飽きることなく継続して欲求実現をしようとします。そのため所謂"成功者"とされる人々はこの欲求を満たし続けている人が多いです。
自己超越欲求
裏メニュー6段階目です笑。でもちゃんと「自己実現欲求」はさらに高次があるとマズローさんが定義していています。この「自己超越欲求」については以前図解した『破壊(Disruption)』でも記載があり、大手企業のミッションステートメントとなり得る欲求です。「見返りを求めずエゴもなく、自我を忘れてただ目的のみに没頭し、貢献している状態」とされています。
今回の内容は自分のキャリアプランを立てるときにものすごく役立ちます。僕も自分がやりたいことが本当は承認欲求しか満たせていないのではないか?などの自問を行うことができ、より高次な欲求を満たすための手段を考えることができました。変化する時代において、自分も変化しなけれななりません。目標が変化することもたくさんありますので、「マズローの欲求5段階説」を使ってこまめに確認していてはいかがでしょうか。
ツイッター(@yuichi922)やってます!フォロー宜しくお願いします。
『デジタルコンサルタント』
— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
『図解ブロガー』
『研究者(#慶應SDM )』
▶︎仕事はIT企業で #コンサルタント してます
▶︎ビジネス書 、ロックバンド、納豆、気になるものは何でも #図解 してます
▶︎春から社会人兼修士課程(#慶應SDM)です
図解リクエスト募集中🤩https://t.co/mZSxLUprFm
コチラから読者登録お願いします!
ではまた!