プチ解説
皆さんこんにちは!Diagramer(図解する人)の髙野です♪少しご無沙汰になりました人気が出てきたシリーズ【哲学図解】をやっていきます!哲学図解シリーズは先人たちが残した偉大にしてとっつきにくそうな哲学という学問をわかりやすく噛み砕いて図解することで、手っ取り早くみんなのリベラルにしちゃいましょう!というシリーズです。
さて今回は『ソフィスト』を図解します。
哲学がお金になる時代
BC427年当時は市民の誰もが政治に参加することができました。そのため市民の関心事は一昔前に流行した自然(ピュシス)から法律や規則(ノモス)へと移っていきました。政治家になりたい青年たちは市民を言いくるめるための弁論術を身に着けたいと考えるようになり、その弁論術を教える哲学者をソフィストと呼びました。
そこで青年たちは高い授業料を払って、ソフィストから弁論術やスピーチを学んだのです。
ゴルギアスのスピーチ
当時の代表的なソフィストにゴルギアスがいます。彼は青年たちに「正しいものはしない。存在したとしても人はそれを知ることができない」と教えたのです。哲学者からするとたくさんのポリス(共同体)ごとに法律や規則は異なるので、共通する正義や心理は存在しないと考えたわけです。
しかし、そのような考え方のせいで議論で言いくるめたほうが偉いという態度が蔓延してしまったのです。
髙野's OPINION
つまり哲学は政治ために利用され、政治を利用して哲学者がお金を儲けているというゆがんだ社会のせいで、口がうまい人間が階級を支配するようになってますね。これを批判して「問答法」によって普遍的真理を説こうとしたのがソクラテスですね。
問答法やソクラテスについては別の機会で図解します!
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