プチ解説
動物って本当にかわいいですよね。僕は特に犬が好きなのですが、犬には表情があるのがたまらんです。です。さて、今回は【ブラック・ジャック図解】シリーズをお届けします。このシリーズでは手塚治虫先生の名作『ブラック・ジャック』から、現代に生きる私たちも学ぶべきことがあるのでは?!というシリーズです。!動物と人間の絆から学ぶべき共創関係をブラック・ジャック先生に教えてもらいましょう♪
あらすじ
B・Jの家にハチドリがお金をくわえて持ってくるようになった。なぜそんなことをするのかハチドリの後を追ってみると巣の中に薬瓶があるのを発見したB・J。その薬瓶を売っている薬屋を訪ねてみるとある少年が「ケガしたハチドリのための薬を売ってくれ」と頼んだことがあるという。
早速その少年の元を訪ねてみる・J。しかし、少年は腎臓の病に侵され寝込んでいた。身寄りのないその少年はお金がなくて病気をなかったのだ。つまりハチドリは自分のために薬を持ってきてくれた少年に恩返ししようとしていたのだ。
ハチドリが集めたお金で少年を手術するB・J。しかしそれでもハチドリはお金をくわえてくることをやめない。病の少年の運命は?そしてハチドリが迎える衝撃のラストとは・・・。
ブラック・ジャックに学ぶ
ハチドリのような小鳥でも命をかけて恩返しをしてくれるというお話でした。実際には犬が人を助けたり、馬が人を助けたりする話が世界各地であるそうです。一方で私たちは最近、利他的な行動ができていますか?つい、忙しい毎日を過ごしていると周りが見えなくなり利己的な活動が中心になってしまいます。
そんなときは昔お世話になった方や最近会ってない家族や友人のことを思い出して、彼らのために何か行動をしてみるのはいかがでしょうか。案外自分の知らなかった一面を再発見できるきっかけになるかもしれませんね。
『ハチドリと少年』収録誌
秋田書店 文庫本ブラック・ジャック 第3巻
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