プチ解説
忙しいと大事なはずのたくさんの風景や感情をどんどん忘れていきますね。それでも、ふとしたきっかけで特定のシーンを思い出したりすることもあるかと思います。皆さんは『デジャヴ』という言葉は知っているかと思います。突然、初めて行った場所のはずなのに「この場所・このシーン・この行動をしたことあるぞ?!???」と感じる現象です。それでは『ヴジャデ』という言葉はご存知でしょうか?早速図解します!
いつもの道で・・・
『ヴジャデ』はデジャヴを逆さまに並び替えた造語です。デジャヴの「見たことないのに見たことある感」の反対がヴジャデになるのです。ちょっとわかりづらいですね・・・笑。つまり「いつも見ているのに違和感がある」ということです!
具体例としてはこんな感じです。
・あれ?毎日歩いている通勤道だけど、こんな建物あったっけ?
・あれ?yahoo!のトップページ毎日見ているけど、こんなコンテンツもあったんだ
・あれ?会社にこんな部屋あったっけ?
というように毎日見慣れている風景なのに新しい発見があることがあります。これを『ヴジャデ』といいます。
イノベーションに欠かせないヴジャデ
ではなぜこのような新しい発見があるのでしょうか?それは日常×〇〇が発生したときに起こりやすいです。
・いつもの通勤道だけど早めに家を出たからゆっくり歩いていた
・いつもはyahoo!ニュースしか見ないけど、買い物しようとしたらショッピング以外のコンテンツが目についた
・今度お客さんが事務所に来るんだよな~となんとなく考えていた
この発想はイノベーションを起こすうえで非常に大切な考え方です。日常は生きているだけで数多くのバイアスに包まれています。それが少しのきっかけで破られることがあり、ヴジャデが生まれます。このヴジャデをさらに発展させることで、日常からイノベーションを生み出すための種を見つけることができるでしょう。
髙野's OPINION
とはいえデジャヴと同じくヴジャデも故意的に発生させることはできません。ですのでヴジャデが起こった瞬間を必ずメモしておくことにすると良いでしょう。メモ帳がなくてもスマホのメモアプリがあるので、その時に見つけた発見を文字に書き留めるとともに、写真を撮っておくなどすると、より鮮明に一瞬のひらめきを記録に残すことができると思います!
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