プチ解説
インターネットの登場で世界が変わったと言われますが、1989年(平成元年)生まれ29歳の僕は幼い頃からコンピュータがあって、小学校くらいのときからインターネットが既に普及していました。と言ってもダイヤルアップ!ADSL!の時代でしたが(ピーゴロゴロピー)。そうです、僕はいわゆる『ミレニアル世代』なのです。そして今、大学院でともに講義を受けている学部生から直接院生となった同級生は大体22歳~23歳くらいなので『Z世代』です。よく僕が年上の人たちと会話していると「ジェネレーションギャップがすごい」と言われますが、Z世代の人たちはジェネレーションという言葉では言い表せないほどの価値観を持っています。今回はイマドキの若者を知るために(笑)『ミレニアル世代・Z世代』を図解します。
ミレニアル世代
明確に定義されているわけではありませんが、1980年代後半から1990年代前半に生まれた人たちのことを指します。年齢でいうと23歳~29歳くらいです。もっと日本語でいうと団塊ジュニア世代の子どもくらいでしょうか。語源はアメリカ発ですが、2000年代に成年期を迎える世代であったからとのこと。特徴はインターネットが普及した世界で成長期を迎えた最初の世代であること。情報リテラシーが高く、情報収集力に優れているために周囲と共感する能力が高いです。
生まれた瞬間にバブル崩壊、就活中にリーマンショックなど、不景気ど真ん中で生まれ育ったので、仕事やお金に対する価値観がこれまでの世代とは異なると言われています。また、SNSを普及させた世代でもあるため、多様な価値観を受入れ、仲間とのつながりを大切にするなどとも言われます。
Z世代
こちらも明確な定義はありませんが、アメリカ発の言葉で、1990年代後半から2000年代前半に生まれてきた人たちを指します。語源はアメリカでは1960年から1974年に生まれた人をX世代、1975年から1990年代前半に生まれた人たちをY世代と呼んでいたからです。アメリカ人は昔から世代に名前をつけるのが好きだったんですね~。ミレニアル世代を「デジタルパイオニア」と呼ぶのであればZ世代は「デジタルネイティブ」です。生まれたときから様々なデジタルデバイスに囲まれた生活送ってきた世代です。
特徴は社会課題への意識の高さやオンタイムでのコミュニケーションのタイミングを体得していることです。
髙野's OPINION
年上の方からすると「ミレニアル世代もZ世代も変わらないよ」と思われるかもしれませんが、ミレニアル世代の僕からするとZ世代は恐ろしいです。インスタグラムなどのSNSの使い方が全く異なるし、コミュニティ間の結びつき方も、時間軸も全く別の世界の人のようです。彼らZ世代から「インフルエンサー」呼ばれる発信力の非常に強い人が現れ始めたのは必然だと思います。彼らの常識と僕たちの常識は共有ではありません。これからZ世代が作り出すイノベーションが楽しみな反面、ついていけるかは本当にわかりません笑。
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