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つながりは弱いほうがメリットが多い?!【トレンド図解】『弱い紐帯』

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プチ解説

 現代の人と人のつながり方はまさに千差万別の世の中です。たくさんの人たちたくさんの結びつきを持ちつ持たれつして生活しています。今回はそんなたくさんある結びつき方のひとつである『弱い紐帯』のメリットを図解しました。

強いつながり

 昔から存在する家族・友人・会社の同僚などは社会的に強いつながりだとされています。結びつきが強いことは団結力を高めますし、チームとしての集合知を発揮することできます。しかし、強すぎる結びつきは情報の流動性をなくします。どうしても環境が近しい人が集まりますし、信頼関係がある仲でこそ、言えないこともあるし、家族だから言いにくい情報もあるでしょう。

弱い紐帯

 「よわいちゅうたい」と読みます。その字のごとく、弱い力で結ばれた紐を表す言葉です。現代のSNSで知り合った仲間や多々あるコミュニティの中の一つに過ぎないような、お互いの結びつきが弱い、ちょっとした知り合いを指します。

 しかし、この弱い紐帯では情報のやり取りが活発にされているといいます。1つ目の理由は強い結びつきの関係とは異なり、自分とは全く異なるバックグラウンドを持った人間が集まることが多いからです。

 2つ目の理由は強い結びつきの仲間同士は関係が密であるがゆえに外部との関係を遮断してしまう傾向がありますが、弱い紐帯は強い結びつきのグループの橋渡しとなり、情報を伝達する機能があるからです。

髙野's OPINION

 もともと新たな社会ネットワーク理論の中で生まれた言葉で、1973年にスタンフォード大学社会学部教授のマーク・S.グラノヴェター(Mark S. Granovetter)が、“The Strength of Weak Ties”という論文で発表した社会ネットワークの概念です。

 私が大学院で学んでいるシステム×デザイン思考では専門家と専門家を結び付けることでイノベーションが生まれる基盤を作ろうとしています。このケースの専門家が「強い結びつき」で、そのつながりが「弱い紐帯」なのではないでしょうか?ネットワーク社会が進むことによってこれまでとは比べ物にならない数の弱い紐帯が生まれ、イノベーションが起きやすい世界を意図的に作ることができたら素敵ですね。

 

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