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成長戦略はここから始まる!【トレンド図解】『アンゾフのマトリクス』

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プチ解説


 新事業創出とか新製品開発って難しいですよね。イノベーティブなアイデアを出すのも大変だし、失敗して既存事業に迷惑かけたくないし・・・そんなときには『アンゾフのマトリクス』で考えてみましょう。そして今回から新しい試みも始めます。読者の方から「髙野の主観と事実が混じっているので、情報の取捨選択がしにくい」とのご指摘を受けたので、前半部分は事実(Fact)で解説して、僕の意見(Opinion)は最後にまとめるといった構成で解説していきたいと思います。

事業を拡大するためのマトリクス


 縦軸に「市場」、横軸に「製品」を配置し、それぞれ「既存」「新規」で4象限を表したマトリクス図です。この4つの象限の視点から企業が成長するための戦略を導き出していきます。

第1象限:市場浸透


 「既存の市場」で「既存の製品」を使って成長しようとした場合の象限です。例えば、「ボトルガム」は普段からガムを食べる習慣がある人たちへ既存のガムはそのままに量だけ増やして販売することで拡販しています。

第2象限:新製品開発


 「既存の市場」に「新規の製品」を投入して成長しようとした場合の象限です。例えば、「ノートパソコン」は同じ市場に半年に1回は新製品を繰り出しています。このように次々に新しい商品を出していく事業のケースが当てはまります。

第3象限:新市場開拓


 「新規の市場」に「既存の製品」を出して成長しようとした場合の象限です。宮崎地鶏を東京で販売するのも新市場開拓ですし、おじさん向けの缶コーヒーを若者に販売するのも新市場開拓です。

第4象限:多角化


 「新規の市場」に「新規の製品」を出していく場合の象限です。とてもリスクの高い成長オプションで、ベンチャー企業の多くはこの象限に属しています。

髙野's Opinion


 この『アンゾフのマトリクス』ですが、まずはいかに自社の強みを理解しているかがポイントとなります。その上で新市場に行くのか、新規製品を開発するのかを考えます。把握している強みによって付加価値は変わりますし、既存事業とのシナジーも発生します。成長戦略のシナリオは固執した制約や順位に捉われず、様々な視点から意思決定することが重要です。

 こんな感じで僕のブログは読者の皆さんの意見で成長していきます!「ここが読みにくい!」「ここがわかりにくい!」などのご意見たくさんお待ちしております♪

 

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