プチ解説
皆さんお疲れ様です!最近眠くて仕事中に意識飛びまくってる髙野です!!これまでたくさんのフレームワークを図解化してきましたが、今回は戦略立案や製品開発に役立つ『PEST分析』を図解します。
PEST分析の有効性
自社(自部門など)の周囲の環境を分析するときに使われるフレームワークです。Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の頭文字を取ってPESTです。この4つの環境を分析することで周りの変化を読み取り、マクロ環境を把握することができます。
Politics(政治)
政治・法律の動向はビジネスの前提条件(ルール)を大きく左右します。例えば最近では「情報銀行」による情報の切り売りが可能になり、スカパーなどの企業が新ビジネスに名乗りを上げています。逆にこれまでOKだったルールが規制されることにより、ビジネスに壊滅的なダメージを与えることもあります。
Economy(経済)
経済の動向は売上や利益に影響を与えます。自動車メーカーのTOYOTAは車の輸出により多くの売上を得ているため、為替の影響を強く受ける企業の一つですね。
Society(社会)
社会の動向は自社にとっての機会にも脅威にもつながります。例えば環境破壊のイメージが強くついてしまった企業はブランド力の低下に悩まされますが、逆にこれまで注目されていなかった企業が人気企業になったりすることもあります。
Technology(技術)
技術の動向によってビジネスのあり方が大きく変わります。携帯電話が普及する前は公衆電話が当たり前でしたが、すっかり姿を見せなくなりました。このように技術革新や代替技術の登場により、これまで持っていた企業や製品の価値が一変してしまうこともあるのです。
マクロ環境の変化を敏感に感じ取り、味方につけることができれば、ビジネスをリードすることができます。PEST分析はあくまでも代表的な環境の例を取り上げているだけに過ぎませんので、実際には自分のビジネスに関係するありとあらゆる情報を収集する必要があります。ゆくゆく周囲の情報を自分がコントロールできるレベルまで高めることができれば最高ですね!!
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