プチ解説
睡眠時間は確実に足りないのに、なぜか肌の調子は良さげな髙野です。最近はどの企業も「AIだ!」「デジタル化だ!」といっていますが、実際に企業を根っこから変革するためにはどうすればよいのでしょうか。そんな疑問を解決すべく、今回は『コッターの企業変革における8ステップ』を図解します。
コッターの企業変革における8つのステップとは
1980年代以降のアメリカの経済の失敗事例を分析し、ジョン・コッターさんが主張した8つのステップのことです。8つのステップだけでなく、「失敗の原因」となっている8つのつまづきの石まで分析しているところが流石です。ステップを一つずつ解説していくと長くなってしまうので企業変革に成功した事例をご紹介します。
時間がかかっても変革させるという覚悟
8つのステップを実行して、企業変革に成功したある企業の事例をご紹介します。この企業では8つのステップに合わせて下記の施策を実行しました。
1.COO自ら中堅幹部すべてと面談
2.再建計画を作るタスクフォース組織
3.再建プランを立案
4.全従業員とコミュニケーション
5.従業員が実行しやすい仕組みづくり
6.初年度から黒字転換
7.従業員が成果を感じ自発的に動く
8.変更のすべてをナレッジ化
皆さんおわかりいただけましたでしょうか。ここまでやらないと企業は変われないのです。私の会社も事業方針の転換にともない企業変革を大規模の進めていましたが、6番目の石でつまづいてしまいました。原因は1~5までを”なんとなく”でこなしてしまい、徹底していなかったからだと思われます。企業変革は時間がかかってもいいから必ず実現させるという意気込みが無ければうまくいきません。さらに、その意気込みを全社員が意識することも重要です。
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