プチ解説
今回もアイディエーション16の技法からご紹介します。『バリューグラフ』は発散・収束どちらにも対応でき、まるでハシゴを登っていくように目的の上位目的を探索することができる手法です。
※『システム×デザイン思考で世界を変える』についての記事はコチラからどうぞ!
なぜそうするのかを追求する
スタンフォード大学の故石井浩介教授らによって開発された価値工学の手法です。「なぜそうするのか?」を追求して上位の目的にたどり着いていきます。今まで当然だと思い込んでいた(バイアス)の思考や行動から離れて、視野を広げることが可能です。
代替手段が見つかる
さらに上位の目的が出たら、その目的を達成するための代替手段を考えます。例えば「腕時計」の目的は「時間を確認すること」ですが、時間を確認するのであれば「スマホ」でもいいのです。このように「どのように実現できるか?」を考えていくことで、よりクリエイティブな代替案を検討することができます。
シンプルな手法ですが、進めていくうちに思いもよらないような上位目的にたどり着くこともあります。図解中の「迷惑をかけないため」の上位目的は「コミュニケーションを円滑にするため」さらに上位の目的は「会社での生活を楽しくするため」・・・というように最初の「時間を確認するため」からは想像できないような関係が腕時計には存在していることがわかります。
とっても簡単にできる手法なので、会社での目的の設定や本質の発見に躓いてしまったときはぜひお試しください♪
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