プチ解説
読者の皆さんこんにちは!!そろそろ毎日更新が物理的に限界を迎えそうです笑。ただでさえ時間がないのに体調不良・・・。自己管理って大切ですね。さて今回は『相関分析』を図解しましたのでゆっくりしていってください。
相関分析とは
2つの要素の関連性(相関性)を見るための分析手法です。例えば「給料の高さ」と「消費額の高さ」は相関があります。逆に「気温」と「湿度」は一見相関がありそうですけど、気温が高い時でも湿度が高い日もあるし、低い日もありますよね。なので気温と湿度には相関がないと言えそうです。
相関係数
2つの要素の相関の強さを示す指標です。相関係数=rで表され、1(もしくは-1)に近い方が強く、0に近づくほど弱くなります。一般的にはrが0.7(-0.7)を超えれば2つの要素に相関があると言えるようです。ちなみに相関係数はExcelで簡単に計算することができますよ。
利用シーン
相関係数は様々なシーンで使うことができます。例えば施策の見極め。「夏にキャンペーンを実施する」「売上が向上する」に相関関係があれば冬ではなく夏にキャンペーンを実施して効果的な施策に取り組むことができます。同様の使い方で、業績を上げることにも利用できます。また、ユニークなやり方のヒントになることもあります。思いがけないところに相関関係が潜んでいることがあります。例えば、極端な例ですが、「黒い猫を見た回数」「ラッキーなことが起きた回数」に相関関係が存在したら黒い猫が大人気になるかもしれませんよね。
今回は『相関分析』を図解しましたが、最後にコツをお伝えします。必ずしも「相関性=因果関係」にならないことに注意しましょう。
※「因果関係」についての過去記事はこちらからどうぞ♪
人間の感覚的に同じことなのかなと考えがちですが、決して同様ではないパターンを存在するので要注意です。また、rを数値で確認するだけでなく、グラフも目で確認するようにしましょう。「rが低いから相関性も低いな」と思ったら、とんでもない外れ値が一つだけ存在したということもあります。因果関係と相関関係は本当に様々なところに出てくるので、覚えておくと詐欺にも騙されにくくなりますよ笑。
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