プチ解説
デザイン思考に関するビジネス書の図解はもう何回目かわからなくなってしまいましたね笑。今回はデザイン思考の書籍の中でも経営よりな一冊です。『ビジネスのためのデザイン思考』を図解しました!
インパクト
問題解決の視点よりも、19世紀からの「デザイン」の変遷をたどりつつ、21世紀の経営についてのデザイン思考の価値を言及している当書。もちろんデザイン思考の本質である「人間中心」を腰に据えながらの具体的な方法論、経営手法を紹介しているので、僕にとって斬新でした。
読みやすさ
デザイン思考関連の本にありがちですが、とりあえず図や写真が多くて読みやすい仕様になっています。そりゃあ”デザイン”思考の本なのに文字だらけだったら説得力ないですよね笑。
学び
デザインとは、「デ(de)」+「サイン(sign)」、つまり従来の意味(記号)の組み合わせを否定し、変えることであると著者の主張がありました。つまり20世紀以前の「デザイン」を21世紀向けに変化させていくということです。
メッセージ
デザインやナレッジに関する著者の主張が読み取れました。著者は東京大学の「i-school」でエグゼクティブ・フェローも務めていることもある、日本のデザイン思考研究者の第一人者です。以前図解した「アジャイル開発」でも有名な野中郁次郎氏との交流もあり、共著も行ってます。この人たちがいなければ、今の日本でデジタル革新が起こっていなかったかもしれませんね。それくらい発信力がある方です。
影響力
問題解決だけでなく、経営において、イノベーションやビジネスモデルの設計につながる手法・手順・ツールを体系的に示した画期的デザイン思考モデルを提案する当書。今まで僕が考えていた切り口とは一味違った視点からデザイン思考を見直すことができました。
デジタル革新があちこちで話題になる日本企業ですが、本当に革新は起こせるのでしょうか。本当に解決すべき課題・問題を発見することから始めなければいけません。そのためには従来に経営手法に縛られるのでなく、人間中心の考え方と取り入れる必要がありそうですね。
ツイッター(@yuichi922)で図解リクエスト募集中です!
『デジタルコンサルタント』
— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
『図解ブロガー』
『研究者(#慶應SDM )』
▶︎仕事はIT企業で #コンサルタント してます
▶︎ビジネス書 、ロックバンド、納豆、気になるものは何でも #図解 してます
▶︎春から社会人兼修士課程(#慶應SDM)です
図解リクエスト募集中🤩https://t.co/mZSxLUprFm
コチラから読者登録お願いします!
ではまた!