プチ解説
皆さんこんばんは！会計図解も第3回目です。今回は『キャッシュフロー計算書（C/F）』を図解します。キャッシュフロー計算書からは企業のお金の流れを読み解くことができますよ～。
①営業キャッシュフロー
企業が本業からどれだけ現金を得ることができたかがわかります。プラスだったら儲かっているし、マイナスだったら現金を使っている。単純でわかりやすいですね！だからと言ってマイナスだと不景気というわけではないので注意です。
②投資キャッシュフロー
将来のためにどれだけ投資しているかがわかります。プラスだと資産を売却して現金を得ている。マイナスだと現金を払って投資しているという状態です。プラスとマイナスの感覚が通常と逆なので要注意です。（会計あるある）
③財務キャッシュフロー
企業がどれだけお金を借りたかと返済したかを見ることができます。プラスだとキャッシュを借りている、マイナスだと返済しているといった具合です。
財務３表の結びつき
これまで「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」をそれぞれ図解しましたが、実はこの財務３表は密接に結びついています。損益計算書の当期純利益は貸借対照表の純利益にあたります。また、キャッシュフロー計算書の現金および現金同等物・・・は貸借対照表の資産＞現預金にあたります。さらに資産と純資産のやり取りは投資キャッシュフローの動きとリンクしています。
このように財務３表の意味を把握しておくことで企業のお金の動きを理解し、企業がどのような状況に置かれていて、どのような施策を考えているのかが手に取るように分かるようになります。
それでも「もっと簡単に読み解きたい！」という方向けに最終回では『貸借対照表でわかる企業の能力』をテーマに図解します。力入れて図解しますのでお楽しみに！笑
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— 髙野ユウイチ@SDGs (@yuichi922) 2019年2月17日
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